子どもが学校で骨を2本骨折!手術・再手術・入院費用まで専業主夫パパが全部記録した(前編)

4人育児のリアル

先日、次男(小学生)が学校の遊具からジャンプして、右の脹脛(ふくらはぎ)あたりの骨を2本折るという大怪我をしました。

突然の学校からの呼び出し、緊急搬送、手術、入院……さらには一度退院したあとに再手術という想定外の展開まで経験することになりました。

「子どもの骨折ってどんな流れになるの?」「入院費用はどれくらいかかる?」「自宅療養中ってどう過ごすの?」という疑問を持つ親御さんに、このリアルな体験を少しでも参考にしてもらえれば嬉しいです。

この記事でわかること

  • 学校から呼び出されて緊急搬送されるまでの流れ
  • 手術・入院の準備と費用のリアル
  • 自宅療養中のお風呂・トイレ問題
  • 定期検診で発覚した骨のズレと再手術の判断
  • 専業主夫パパの正直な気持ち

①突然の学校からの呼び出し「すぐ来てください」

その日も普通の昼下がりでした。家事を終えてひと段落していたところに、学校から着信が。

「次男くんが遊具から飛び降りて、脚を痛がっています。すぐ来ていただけますか?」

急いで学校に向かうと、次男は救急車の中で泣きながら横になっていました。見た目には大きな傷や腫れはなかったのですが、明らかに痛みを訴えていて、自力では立てない状態。

担任の先生と養護の先生の判断で、念のため救急搬送することに。私も末っ子と共に病院へ向かいました。……親もかなり動揺していました。

💡 補足:学校での事故は共済制度が使えることも
学校での事故はスポーツ振興センターの共済制度(日本スポーツ振興センター)が適用される場合があります。後日申請できるので、学校に確認しておくと◎。
我が家は適用されるので、申請予定。(この場合、受診時に支払いが必要。後から返ってきます。)

②レントゲンで判明した衝撃の結果「2本折れています」

病院に到着してすぐレントゲン撮影。しばらく待ったあと、お医者さんからの説明がありました。

「右の脹脛の骨が2本、折れています。」

最初は「え?」と理解が追いつきませんでした。骨折といえば1本というイメージだったので……。

先生によると、1本の骨折であればギプスで固定して保存療法でいける場合も多いが、今回は2本折れており、手術による固定が必要とのこと。いわゆる複雑骨折の扱いです。

「手術」という言葉に、正直かなり頭が真っ白になりました。小学生の子どもが手術……親として気が動転するのも当然だと思います。

💡 補足:脹脛には骨が2本ある
脹脛(ふくらはぎ)には「脛骨(けいこつ)」と「腓骨(ひこつ)」の2本の骨があります。遊具からのジャンプや着地の衝撃で、両方に亀裂が入ることがあります。

③手術・入院の準備と費用のリアル

入院が決まってから、慌てて必要なものを揃えました。着替えや洗面道具など基本的なものに加えて、子どもが長時間過ごすための暇つぶしグッズ(本・ゲーム機など)も大切です。末っ子を自宅保育しているので、妻の有給休暇調整も必要でした。

我が家の場合、個室への入室となったため、差額ベッド代が発生しました。

費用の種類金額備考
手術・入院費(医療費本体)ほぼ0円子ども医療費助成制度で自己負担なし
個室差額ベッド代8,000円 × 2日分=16,000円助成対象外・全額自己負担

入院は1泊でしたが、病院の計算上「2日扱い」となるため、丸1日入院していなくても2日分請求されます。

💡 補足:子ども医療費助成は自治体によって異なる
子どもの医療費助成の内容は自治体によって異なります。「〇〇市 子ども医療費助成」で検索すると上限額や対象範囲が確認できます。差額ベッド代・食事代は助成対象外になる場合が多いです。

④付き添い入院のリアル「親も一緒に泊まります」

次男がまだ小学生ということもあり、付き添い入院が必要でした。私が泊まることになりましたが、これが想像以上に過酷……。

病院のベッドは1台なので、親は簡易ベッドや椅子で過ごすことになります。私はキャンプ用品を持参し、床に寝袋で寝ていました。術後の痛みや点滴が付いていたことから、定期的に様子を見る必要があり、ほとんど寝ることができない一夜でした。

また、家には末っ子(保育園児)もいるため、妻には一人でワンオペをお願いすることになってしまいました。骨折した本人の不安をケアしながら、家庭全体が大変な状況に。

本人も私も初めての入院・手術だったので、手術前は二人ともかなり不安でした。でも手術は問題なく終了し、翌日には自宅に戻ることができました。

💡 補足:付き添い入院の持ち物チェック
院内のコインランドリー・シャワー室の場所を最初に確認しておくと便利です。親の着替えや洗面道具も忘れずに。長期になるほど必要なものが増えます。

⑤自宅療養中のリアル「お風呂とトイレが最大の難関」

退院してからも、しばらくは安静生活が続きました。日常のちょっとしたことが一苦労です。

トイレ問題

幸い、次男は抱き抱え介助にてトイレまで移動できました。これは本当に助かりました。もし自力でトイレに行けない状態だと、おむつが必要になります。

お風呂・シャワー問題

傷口は絶対に濡らしてはいけないので、シャワー浴が一番の難関でした。我が家での対策はこちら:

  • ビニール袋を1枚かぶせる
  • その上からタオルを巻いて保護
  • バンド(100均一で荷造り用を購入)でしっかり固定する
  • その上からビニール袋をかぶせる(2枚目)
  • 口をマスキングテープで密閉する

本人や家族の負担軽減のため、2日に1回のシャワー浴にしていました。防水カバー専用品も販売されているので、長期間になる場合は検討する価値があります。(固定器具が大きいものでしたので、我が家では採用できませんでした)

💡 補足:ギプスが濡れたらすぐ病院へ
ギプスが濡れると中でカビが生えたり、皮膚トラブルの原因になります。少しでも水が入ってしまったらすぐ病院に相談しましょう。

⑥定期検診で発覚した「骨のズレ」と再手術の決断

退院して自宅療養をしながら、定期的に病院へ通っていました。順調に回復していると思っていた矢先……定期検診で予想外の事実が判明します。

「固定していたはずの骨が、少しずれた状態でくっつきはじめています。」

一瞬、頭が真っ白になりました。手術してしっかり固定したのに、なぜ?という気持ちと、このままで大丈夫なのかという不安が一気に押し寄せてきました。

担当医からは2つの選択肢を提示されました。

  1. このまま経過観察する(成長とともに矯正される可能性もある)
  2. 再手術して固定をやり直す

病院側でも複数の医師が集まってカンファレンス(症例検討会)を開いて話し合ってくれたとのこと。その結果、「今の段階で修正した方が将来的なリスクが低い」という判断で、再手術を行うことになりました。

正直、親として「また手術させるのか……」という罪悪感もありました。でも、専門家が熟考した上での判断です。信頼してお任せするしかないと、腹を決めました。

💡 補足:定期検診は絶対に欠かさないで
骨はくっつく(癒合する)までに時間がかかります。特に成長期の子どもは骨の状態が変わりやすいため、定期検診は絶対に欠かさないようにしましょう。

⑦再入院・再手術「子どもには説明しなかった」

再手術にあたって、我が家では子どもへの事前説明をしませんでした。

理由は、事前に知らせることで余計な不安や恐怖を感じさせたくなかったから。「また病院に行くよ」「固定器具を大人用に変えるよ」とだけ伝えて、当日を迎えました。

再手術は前回の手術で入れた固定器具を確認・調整し、ずれた骨をしっかり固定し直すというもの。手術自体は無事に終わり、今度こそ骨がきちんと固定された状態で自宅療養が再スタートしました。

2度目の自宅療養では、前回の反省を活かして生活環境も少し整えました。ソファやテーブルの配置を動かしたり、必要なものをすぐ手が届く場所に置くなど、細かい工夫の積み重ねが大切だと実感しました。

まとめ:子どもの骨折は「親も試練」

今回の経験を通じて、子どもの怪我は身体的な回復だけでなく、親のメンタル・家庭全体の体制まで含めた「総合戦」だと実感しました。

特に我が家の場合、末っ子もいてワンオペになる場面も多く、専業主夫として家全体を回しながら付き添いや送迎をこなすのは正直きつい場面もありました。

ただ、大変だったからこそ「家族の強さ」も感じることができました。子どもも最初の不安を乗り越えて、松葉杖での生活に少しずつ慣れていく姿は、たくましかったです。

同じような経験をしているパパ・ママの参考に、少しでもなれれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!続きは翌日投稿予定です。

💡 この記事は個人の体験をもとにしています。医療に関する判断は必ずかかりつけ医にご相談ください。

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