【体験談】専業主夫がインデックス投資を5年以上続けてわかったこと|NISA・iDeCo活用中

資産形成・投資入門

投資を始めたきっかけは、職場の同僚でした

投資を始めたのは、まだ働いていたころ。当時の職場の同僚がつみたてNISAをやっていると話していたのがきっかけです。

「投資って難しそう」「お金持ちがやるもの」というイメージがあったので、最初は半信半疑でした。でも気になってしまって、まずはYouTubeで調べてみることに。

そこでたどり着いたのが、リベラルアーツ大学(リベ大)の動画でした。両学長のわかりやすい解説を見るうちに、「インデックス投資なら自分にもできそうだ」と思えるようになりました。

積立額は月3万円からスタート。「これくらいなら、もしマイナスになっても生活には響かない」という金額感もちょうどよく、思い切って口座を開設しました。

少しずつ投資額を増やし、iDeCoもスタート

投資に慣れてくると、「もう少し増やしてみようか」という気持ちが出てきました。

2021年頃にはiDeCo(個人型確定拠出年金)も開始。月2万3,000円を積み立て始めました。iDeCoは掛金が全額所得控除になるので、節税メリットが大きいのが魅力です。当時はまだ会社員だったので、その恩恵もしっかり受けられました。

さらに2022年頃からは投資信託の積立も月7万円に増額。つみたてNISA・iDeCo・投資信託と、使える制度をフル活用する形になっていきました。少しずつ「投資が当たり前の習慣」として生活に馴染んでいった時期です。

2024年、新NISAへ全面移行

2024年から新NISAがスタートしたのを機に、投資のやり方を大きく整理しました。

それまで続けていた投資信託(NISA枠外)の積立はいったん0円に。その代わり、新NISAの積立投資枠で月10万円に集約しました。家計に余裕がある月は、別途成長投資枠にも追加で投資しています。

新NISAは非課税期間が無期限になり、年間投資枠も大幅に拡大されました。制度が変わるタイミングで一度立ち止まって整理できたのは、結果的によかったと思っています。「使える制度は最大限活用する」というスタンスは、今も変わっていません。

専業主夫になってからは、家族全体で資産形成へ

2023年に育児休業を取得、2024年5月に退職して今は専業主夫として家庭に入っています。

収入がなくなったことで、iDeCoの積立額をいったん月5,000円に減額しました。iDeCoは退職所得控除との兼ね合いもありますし、収入がない状態では節税メリットも薄れます。無理のない金額に見直すことも、長く続けるうえで大切な判断だと思っています。NISAの積立は変えずにそのまま継続しました。

ただ、家計が安定してきたタイミングで改めて見直しを行い、現在はiDeCoも月2万円に戻しています。自分の新NISAも積立投資枠で月10万円を継続中。余裕がある月は成長投資枠にも追加投資しています。

妻の分も合わせると、現在の世帯全体の投資状況はこうなっています。

  • 新NISA(自分):積立投資枠 月10万円+余裕があれば成長投資枠へ
  • 新NISA(妻):積立投資枠 月10万円+余裕があれば成長投資枠へ
  • iDeCo(自分):月5,000円
  • iDeCo(妻):月2万円
  • 世帯合計:新NISA月20万円+iDeCo月2万5,000円+成長投資枠への追加投資

自分一人で始めた月3万円の積立が、今では夫婦で取り組む家族全体の資産形成に育っています。専業主夫だからといって、資産形成を諦める必要はまったくないと実感しています。

正直に話します。FXで10万円溶かしました

続けてきた話をする前に、黒歴史をひとつ告白しておかないといけません。

コロナ禍のころ、ドル円の値動きが激しくなっているのを見て「これは稼げるのでは?」と思ってしまいました。FXに手を出したんです。しかもレバレッジをかけて。

結果は散々でした。トータルで約10万円のマイナス。短期間での出来事でしたが、精神的なダメージはかなり大きかったです。

「投資=長期・積立・分散」と頭ではわかっていたのに、目の前の値動きに釣られてしまった。あの経験があったから、今は絶対に短期売買はしないと決めています。

派手に稼ごうとして失敗する。これは投資あるあるだと思いますが、自分もその罠にはまったひとりです。同じ失敗をしてほしくないので、あえて正直に書きました。

5年以上積み立てて、資産はどう変わったか

FXの失敗を経て、改めてインデックス投資に集中することにしました。選んだのは全米株式と全世界株式のインデックスファンド。どちらも低コストで、長期保有に向いている商品です。

積み立てを続けていると、途中で評価額がマイナスになる時期もありました。コロナショックのときは画面を見るのが怖かったです。含み損が出ているのに積立を続けるのは、正直なかなか勇気がいります。

でも、そこで売らなかったことが結果的によかったと思っています。インデックス投資において、「持ち続ける勇気」が最大の武器だと今は確信しています。

下がったときに売りたくなる気持ちはわかります。でも、そこで手放してしまったら、その後の回復と上昇を丸ごと逃すことになります。長期投資の恩恵を受けるためには、嵐の中でもじっと持ち続けることが何より大切です。

今では当初の投資元本から見て、資産はしっかり育ってきています。毎月の積立は淡々と続けるだけ。特に何もしていないのに増えていく感覚は、やってみないとわからない気持ちよさがあります。

投資を始める前に「生活防衛資金」だけは必ず用意して

ここだけは強調させてください。投資を始める前に、生活防衛資金を確保することが絶対条件です。

生活防衛資金とは、万が一収入が途絶えたときや急な出費があったときのための現金のこと。一般的には生活費の3〜6ヶ月分が目安とされています。

この資金がないまま投資をすると、相場が下がったタイミングで現金が必要になり、泣く泣く売らなければならない状況になりかねません。せっかく「持ち続ける」と決めていても、生活のためには売らざるを得ない。そうなってしまったら元も子もありません。

「投資に回せるお金=生活に影響しないお金」という大原則を、最初に必ず守ってほしいと思います。生活防衛資金をしっかり確保してから、余裕資金で投資を始める。この順番だけは絶対に崩さないでください。

5年以上続けてわかったこと

インデックス投資を続けてきて、一番実感していることがあります。それは**「何もしないことが最強」**だということです。

値動きを見ても焦らない。下がっても売らない。余計なことをしない。ただ積み立てを続けるだけ。それだけで資産は育っていきます。

でも「何もしない」というのは、実は簡単ではありません。相場が大きく動くたびに不安になるし、SNSで「〇〇が急騰!」という情報が目に入ると心が揺れることもあります。それでも動じずに持ち続けること。これが長期投資において一番難しくて、一番大切なことだと思っています。

働いていたころに始めて、専業主夫になった今も夫婦で続けている。そんな自分が言えることは「早く始めておいてよかった」のひとことです。

投資に興味はあるけど一歩踏み出せていない方、特に子育て世代の方に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。まずは無理のない金額から、一歩踏み出してみてください。

タイトルとURLをコピーしました